こんにちは。ガジュマルです。
今回は消防士になるとこんなメリットが!!!
というところをお話したいと思います。
消防士とは。。
まずは、基本的なところから。
消防士とは地方公務員です。
知っていましたか?
ではこれは?
消防士は階級の一つ。
実は皆さんが消防士と呼んでいるのは階級なんですね。実際は消防職員とか消防吏員という言い方をします。少し細かいですね。
僕個人としては、伝わればいいと思ってるのでどちらでもいいですが。
どうやってなるかは、自治体によって様々ですが、基本は公務員試験というものを受けて合格する必要があります。
筆記試験→体力試験→論文試験→面接試験みたいな形ですね。
なりたい方は是非なりたい消防本部のホームページを見て見ましょう。
無事、合格すれば、晴れて消防職員となるのですが、採用されてからは基本、消防学校に半年〜1年程度、入校します。
学校を卒業したのにまた学校。。はい。僕も思いました。
ここでしっかりと基本を叩き込まれます。最近はパワハラ等にも厳しくなって来てますので、昔ながの体育会系みたいなノリじゃないところの方が多いと思います。
消防学校を卒業すれば、皆さんが想像している消防士になれる頃です。
消防には色々な部署が存在します。
会社員のように日勤で働く人もいます。総務とか経理とかももちろんあります。
消防特有なのが、大きく分けて予防部門と警防部門があります。呼び方は様々ですが。
予防は火災予防を担当します。消防査察と呼ばれるものや、消防設備、危険物などがあります。(まだまだありますが割愛します)
警防は皆さんが想像するものに近いと思います。
消防隊 救急隊 救助隊などがあります。
服の色で紺、白、オレンジとか呼ばれることもありますね。
消防隊は火消しのイメージを持たれがちですが、救急のことも救助のこともします。
救急隊は救急車に乗っている傷病者の搬送、応急手当て等を行います。
救助隊も火を消したり、救急の仕事もしたり、様々な機材を使用して、海や川に潜ったりもします。
明確には任務や装備など色々ありますが、今はザクっと説明しています。
ただ、消防職員全てに共通することは、人の命や財産を守ること仕事ということですね。
安全・確実・迅速に命を守る使命があっての消防職員です。
消防士になるべき理由 その1
まずは1つ目。
休日が多い。
これは日勤ではなく隔日勤務で働く消防職員に言えることですが、現場の消防士は基本、二交代制か三交代制を採用しています。
働いている時間が少ないわけではありません。
24時間勤務したら次の日が非番(ほぼ休みのようなものです)、その次の日が休日となるパターンがあったりと、働いている時間は普通の会社員と一緒ですが、24時間勤務という勤務体制から朝に出勤して次の日の朝に帰るので、2日分働いたことになります。
大体、ざっくりですが、月に10日が職場、20日が非番、休日になります。
平日が休みのことも多いので、色々なところが空いていて人気の場所にも待つことなく行けたり、役所の手続きもいちいち休みを取らなくても行けたり、何より趣味が充実している人が多いですね。
サーフィンを楽しんだり、山登りしたり。
時間はあるに越したことないですよね。
ということでこれが一つ目のなるべき理由です。
消防士になるべき理由 その2
2つ目は
日常生活で役立つ知識が満載。
これは本当にそう思います。
社会人になってから知ることってたくさんあると思うんですが、消防士になって得られる知識は本当に日常で役に立つんです。
例えば、ロープワーク。
消防学校からロープとは、もはやお友達です。
ロープは本当に便利で、何かを束ねたり、何かを引っ張ったり、まとめたり。
ロープ一本で人を助けたりもできますからね。
最近ではキャンプも流行っていますよね。そんな時にもやい結びが2秒で作れたら?
モテます。はい。
そういう意味だけで言ってるわけではありませんが、意外と日常で困っていることもロープがあれば解決することがあるなーって感じています。
それだけではありませんよ!
救急の知識。
これもすごく役立ちます。特に子供が生まれてからは、よく怪我をしたりしますから、
包帯を巻いたり、ちょっとした応急処置ならお手のものですね。
本当は、この辺りは全ての人に義務教育レベルで教えれたらなーとか考えるレベルです。
救急車を呼んだ方がいい??こんな判断もある程度つけることができます。
地図に強くなる。
消防士の人は大体、地図に強いです。
出動はいつ、どこであるかわかりませんからね。
休みの日に管内をブラブラしたりして頭に地図を入れていました。
実際に歩かないと消防車が通れるのか。坂道や道路状況がわかりませんからね。
そんなことしていると、地図に強くなっていきます。
携帯に頼らずとも、なんとなく方向性がわかるようになってきます。
携帯とか頼れるものがあれば全然頼ったらいいと思いますが、もしもの場合や充電が切れそうな時とか方向音痴だったら困りますよね。
と言ったようにまだまだ日常で役立つ知識はありますが、
こんなにも便利な能力を得ることができます。
消防士になるべき理由 その3
その3は、、
命の大切さ、命の守り方を学べたこと
これを最後に持ってきました。つまり一番大事だと思うからです。
消防士として、現場に出ると人の死というものに嫌というほど立ち会います。
普通の人は一生のうちでもあまり体験することではないですよね。
この人の死に立ち会うという経験を積んでほしいわけではありません。
ただ、この経験は他の人では積むことはできません。
人のご遺体を見ること自体は、慣れてくること人が多いのではないかと感じます。
でも、その周りの方々の泣き叫ぶ声や、悲しみでぐしゃぐしゃになった顔を見ることに慣れることは、今後もないと思っています。
その都度、命の大切さ。というものに直面しています。
同時に、自分の知り合いや家族、大切な人々の顔が浮かんできます。
そして、僕は命を守る立場にあるんだと改めて認識します。
救える命を救うために。
だからこそ僕たちは訓練等を重ねているのですが、本当は皆さん自身が
命の守り方を学んでほしいと思っています。
だからこそ、このブログを書いているんですが、僕が消防士になっていなければこの気持ちにも気づかなかったのかなと思っています。
ということで、
命の大切さ、命の守り方
を最後に持ってきました。
これが僕の思う消防士になるメリットたちです。
今日のレベルアップ
今回は、消防士になるべき理由、メリットのご紹介でした。
紹介したもの以外にもたくさんのメリットがあると思います。
給料も、消防本部によって様々ですが、それなりに貰ってはいますよ。
お金の話や消防士のデメリットなども書けたらと思っていますので、よろしくお願いします。
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それでは、どんどん生きる知識を磨いていきましょう!!